東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2022年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2023年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標6.業績目録7.あとがき

4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2023年度の目標 >> 女性排尿障害センター

女性排尿障害センターは、濱崎和代先生より2022年5月から引き継がせて頂く事となりました。
これまで家後理枝先生、小内友紀子先生、濱崎和代先生が築き上げられた部門を継承させて頂き光栄であると同時に不安とプレッシャーは計り知れない1年弱あまりです。

他院からの紹介や、女性医師を求めてインターネットで調べて来院される方も多く、外来診療に取り組ませていただきました。とは言え、頭を抱え戸惑う症例は多くあり、その症例の度あるごとに、巴ひかる教授、小内友紀子先生、濱崎和代先生にご指導を賜りました。

毎週行っていたビデオウロダイナミクス検査も継続して行っております。まだ事例1件毎に時間がかかってしまうため1日での件数が少ないですが、次年度は件数を増やせるようにして参りたく考えています。

手術については、鈴木万里先生にご指導賜りながら尿道憩室、尿道カルンクルを行いました。
この場をお借りし、貴重なお時間を賜りご指導いただきました諸先生への心から深謝を申し上げます。

2023年度は亀田総合病院ウロギネ・女性排尿障害センターより沢田勇吾先生が御帰局されるため、ご指導を賜りながら手術件数を増やして参りたく考えています。

また、排尿ケアチームでの活動に力を入れました。
2022年9月に排尿ケア認定看護師が排尿機能学会での発表を行いました。同時に泌尿器科以外の病棟看護師への周知を進めております。電子カルテ上で看護師からも依頼ができるマスター設置の承認も受け、他科への介入はより積極的に行っております。
並行して外来での排尿自立加算算定の取りこぼしのないシステム作りを行いました。排尿ケア認定看護師の方々の手厚いサポートのお陰です。

今後さらに他科介入件数が増える事を期待しております。
今後ともご指導のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

森山郁美


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