東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2022年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2023年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標 >> 東京女子医科大学附属足立医療センター 骨盤底機能再建診療部

2022年度活動報告と今後の目標

2022年度の活動報告

  • COVID-19による受診控えは徐々に改善しているが、良性疾患のためか非コロナ時代のようには回復していない。
  • ロボット手術枠の争奪戦に出遅れ(RSCの保険収載が他疾患より遅かった)、手術件数が制限されていたが、10月から婦人科ロボット終了後の午後枠を使用する既成事実を作ったので、症例数を増やしていく予定。
  • 第31回日本性機能学会東部総会を『更年期からの性機能 Let Yourself Glow❤』と題し、4月23日JA共催ビルカンファレンスルーム(永田町)にて現地およびオンデマンド開催した。
  • 9月に23年もかかってやっと産業医資格を取得した。使い道はないが嬉しい。
  • 第23回日本医学会総会(2023年4月21-23日)におけるソシアルイベント委員会の副委員長に任命され活動中。手始めに卓球大会の開会の挨拶をした。

主たる論文業績

  1. 『過活動膀胱診療ガイドライン[第3版]編集日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会』において、第3版で初めて作成委員となり、専門医向けアルゴリズムに骨盤臓器脱の有無を盛り込んだ。第2版出版直後から変更すべきだと思っていたので念願成就である。
  2. 日本性機能学会の女性性機能委員会で閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)の疫学調査を行い、Tomoe H, et al. Epidemiological study of genitourinary syndrome of menopause in Japan (GENJA study) が『Menopause』にacceptされた。掲載は来年4月号を予定。
  3. ホリエモンとYOBOオンライン対談「尿漏れ治療の最新の話」をした。想像より感じのいい人だった。 https://peatix.com/event/3173507

2023年度の目標

  • 引き続き、骨盤臓器脱手術症例の増加。RSCの技術の向上と手術時間の短縮。
  • 骨盤臓器脱に併存した過活動膀胱の発症時期と術後改善に関する後ろ向き研究(本年日本排尿機能学会で一般演題、来年日本泌尿器科学会でも一般演題で発表予定)の継続および英論文化。
  • 第110回日本泌尿器科学会卒後教育プログラムの女性泌尿器科領域で『骨盤臓器脱:初期診療からロボット手術(RSC)まで』の講師を務める
  • DMSOやBotoxの治療経験をまとめる。GSMの臨床像の探求を深める。
  • 有終の美を飾りたい。

足立医療センター 骨盤底機能再建診療部
巴ひかる


[ 前のページへ戻る ] [ ページトップへ戻る ]

Copyright (C) The Society of Urological Disease at TWMU All Rights Reserved.