東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2022年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2023年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標 >> 至誠会第二病院

至誠会第二病院泌尿器科 2022年度活動報告

【活動報告】

至誠会第二病院は世田谷区上祖師谷の閑静な住宅街にあり、病床数200弱のいわゆる「地域の中核となる総合病院」です。東京女子医科大学のOG(至誠会)が設立した病院で大学の関連病院であり、多くの科が東京女子医大の医局からの出向の先生方に大変お世話になっております。泌尿器科は2005年5月から外来診療(のみ)がスタート、2006年の6月から奥田が常勤となり、入院・手術などの診療も行っております。2022年は17年目の診療となります。4年間1人体制でしたが2010年4月から2人体制、2013年4月からは3人体制となっております。現在は奥田、島田、渡口の常勤3人です。2023.4月からは渡口先生に代わり稲川先生に来て頂く予定です。

8年間当院で勤務してきた瀬戸口先生が2019年12月から成城せとぐちクリニックを開業なさいました。

診療内容ですが、現在外来(手術日の水曜日には定期的に渡辺栄子先生に来て頂いております)患者は1日平均50~60人ほど、入院は1日平均7~14人程度で新型コロナウイルスの影響を受けて外来入院共にやや減少しておりましたが最近は以前に近づいてきてます。(当院ではコロナ病棟を整備しており感染患者が多い時期は14床~ほぼ満床状態です)TUR-P, TUR-BT, (f-)TUL、(ラパロ)腎・尿管全摘、などをはじめとする手術患者、泌尿器癌に対する化学療法、Best supported careをしている進行癌の患者、(高齢者の結石性腎盂腎炎などの)UTI患者、そして高齢化社会に伴い当科かかりつけの患者様の肺炎入院やリハビリ入院など、、、と典型的な一般病院の患者背景です。大学からもBSCの患者様、術後リハビリ目的、術前後のケモ患者などいつもご紹介いただき感謝申し上げます。当院はダヴィンチ・ロボット手術の設備はありませんが地域の地域の一般病院としての症例はとても多く経験できます。2008年の4月から専門医教育認定施設の認定を、認定関連施設でしたが症例を重ね、2013年4月からは基幹教育施設に認定されております。先に述べましたように地域に根ざした一般病院での臨床実地経験を積みたいとの希望のある先生や後期研修の先生で臨床経験を重ねたい先生が勤務していただく体制が整備されております。

またバイト先の病院として大学の若い先生に当直・日勤のバイトに来て頂き大変助かっております。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。有難うございます。大学の先生方のご協力なくして当院泌尿器科は成り立ちませんので今後ともご指導、ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願いいたします。


【2023年度 目標】

  1. コロナ禍で減少した症例数を今年は更に回復する。実績をアップすることが目標。具体的には手術症例は120~130/年に増加、外来は55~65人/日、入院は10~15人/日に増加させたい。
  2. 学会参加・発表を積極的に行う。
  3. 症例実績を伸ばして人員派遣を継続して頂く。

至誠会第二病院
泌尿器科部長 奥田比佐志


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