東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2022年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2023年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標 >> 大久保病院

2022年度活動報告

2022年度も新型コロナウイルスの対応で始まりました。ただコロナ禍も3年目となり、ウイルスに対する新たな情報や治療法が増えたこと、また重症化する患者が減少したこともあり、感染患者に対応することも以前ほどストレスではなくなりました(慣れてしまったということもありますが)。

大久保病院は2004年に都立病院から東京都の公益財団法人である東京都保健医療公社が運営する公社病院となりましたが、昨年7月、都内8ヶ所の都立病院と当院を含む6ヶ所の公社病院を一体運営する地方独立行政法人『東京都立病院機構』が立ち上がり、再び東京都立大久保病院となりました。運営母体が変更となりましたが、実際の診療業務では大きな変化はありません。ただ、今後の医師の働き方改革に伴い、少しずつ変化していくのかもしれません。

一般泌尿器科診療は女子医大を含む大学病院3施設と、当院と同規模の病院が複数存在する新宿区の医療圏において、ダビンチがないこともあり、TUR-BT、TUR-Pなどの小手術を細々と行なっている状況です。腎移植に関しては、この数年は年間6〜8件で、年間10件以上を目標にしているのですが、なかなか達成できずにいます。コロナ禍で病床数が削減されているので、ちょうどいいと言えば聞こえはいいですが、新型コロナウイルスが5類に変更となり、通常の病床運営となると、そうは言ってはおれず、手術件数増加の営業努力にもっと励むよう言われそうです。

病院の周りは、以前の賑わいを取り戻しつつあります。4月には病院の真向かいに48階、高さ約225mの国内最大級のホテル、エンタメ施設からなる“東急歌舞伎町タワー”が開業するので、ちょっと楽しみです。

5月以降、5類に変更になれば、皆さんとお会いする機会が増えるのではないかと、楽しみにしております。今年度もよろしくお願いいたします。

東京都立病院機構
東京都立大久保病院泌尿器科・移植外科 白川浩希


[ 前のページへ戻る ] [ ページトップへ戻る ]

Copyright (C) The Society of Urological Disease at TWMU All Rights Reserved.