東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2022年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2023年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標6.業績目録7.あとがき

5. 関連および協力施設 活動報告・2023年度の目標 >> 済生会熊本病院

活動報告

2022年6月から済生会熊本病院へお世話になっております。熊本では慣れない車の運転に翻弄されながらも何とか無事故で過ごすことができています。

昨年は米国の国際医療機能評価機関(JCI)の認証更新の年でもあり、継続的な医療提供と安全性の向上へ向けて病院一丸となって取り組みを続けた結果、2013年から合計4度目の更新が決定されました。引き続き医療の質向上のため日々取り組みを継続してまいります。

泌尿器科ではロボット手術、腹腔鏡下手術を中心に多くの手術、検査、外来診療を行っております。昨年同様217例のロボット支援下前立腺全摘除術に加え、2022年度の目標である新規保険収載されたロボット手術の実行では、ロボット支援下腎摘除術、ロボット支援下腎尿管全摘除術の施行を達成し、またRARCの回腸導管を体腔内で造設するICUDも行うことができ目標達成しております。私事では骨盤臓器脱に対する腹腔鏡下仙骨膣固定術をはじめ腹腔鏡下腎摘除術など多くの手術で執刀を務めさせていただき、数年間遅れていた外科研修を今取り返すように頑張っております。現在の困り事として、手術依頼件数が多くロボット手術枠が少ないため、ロボット手術の待機期間が延長している点です。

個人的には、ライフステージの変化のためにこれまで少なくなっていた手術参加を積極的に行う機会に恵まれ、充実した毎日を送ることが出来ております。また日常業務に慣れないことで皆様にご迷惑をかけることが多い中、日々助けていただき、日中の救急対応なども積極的に参加させていただきました。渡邊紳一郎管理運営部長をはじめとする泌尿器科の先生、看護師、メディカルスタッフの皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。

今後も当院に必要不可欠とされる人材となり、また熊本地域医療に貢献できるよう日々精進してまいります。


2023年度の目標

  • 腹腔鏡手術の技術向上
  • 排尿機能障害の分野における新規患者獲得

済生会熊本病院 濵﨑和代


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