東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 設立趣意書会則
東京女子医科大学泌尿器科 腎泌尿器癌研究会 The Society of Urological Disease at Tokyo Women's Medical University
■ 2010年度年報
ホーム1.はじめに2.医局構成・新入局員紹介3.東京女子医科大学腎センター泌尿器科および関連病院入院・外来・手術統計4.東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2011年度の目標5.関連および協力施設 活動報告・2011年度の目標6.業績目録7.あとがき

4. 東京女子医科大学泌尿器科学教室 活動報告・2011年度の目標 >> 外来部門

外来部門 2010年度活動報告

一年間、外来医長として外来の運営(外来診療および外来検査)、手術枠および人員配置を行いました。一年を通じて大きなトラブルはなく(数回、電子カルテがダウンしましたが)、よかったと思っていたところ、3月11日の大地震が発生しました(ちょうど私は外来診察中でした)。幸いスタッフおよび患者さんに怪我もなく、当日の外来医および看護師と協力して患者さんの誘導や車椅子の患者さんの搬送を混乱なく行う事ができ、協力していただいた皆様に感謝しております。

外来部門としては、昨年一年間の初診患者数:3371名、再診患者数:37815名で合計:41166名でした。総患者数は増加していましたが、初診患者数はやや減少していました。これに関しては、一昨年から当科と地域医療機関との連携の会合を行っており、それによる相互間での患者紹介が進み、紹介患者数の増加につながるものと期待しています。

昨年度の外来班は冨田先生、剣木先生を中心に後期研修医(ローテーション)で構成されESWL、膀胱鏡、前立腺生検、透視検査など多くの外来検査業務をほぼ毎日のように行い、昨年と同様に他科からの緊急DJ-stent留置の依頼が多く、外来班の先生の活躍には非常に感謝しています。

今年度は4月以降、青山病院での定期手術も始まります。相互の病院間で患者情報の共有をしっかり行い、トラブルのないように運営していく事が重要と思われます。また外来診療においては、人員、診察ブースの問題があるために早急な実現は困難とは思われますが、各曜日に予約外専門の外来医を設置することにより各外来医の負担が軽減されるように検討する必要があると思います。最後に、いたらぬ部分が多々あったと思いますが、この一年間ありがとうございました。

白川 浩希

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外来部門 2011年度の目標

6月まで病棟医長継続で7月より外来医長となる予定の飯塚です。昨年は病棟業務に関して高木、沢田両班長、および諸先生方の多大なる御協力を頂き、曲がりなりにも無事に一年間終了することができました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。本年度は外来医長業務を仰せつかりました。今年度の活動目標として以下の点を上げたいと思います。
(1)

外来業務の効率的な運営
今年度も外来班が構成されますが、近年外来班に御願いする諸業務が拡大する一途であります。従来の処置、透視検査、ESWL、前立腺生検、一部の移植腎生検に加え、他科受診の一部、救急車対応、緊急入院の対応、術前サマリーやカンファの準備など彼らのサポートなしには外来業務が成り立た無くなってきております。対応が出来ない場面も十分想定されますので外来医の先生方のご理解とご協力を改めてお願い申し上げます。

増加し続ける患者さんと、混迷を極める外来診療に関しては地域連携の推進により効率化を試みたいと考えています。現在、保留中となっている前立腺癌地域連携パスやPSA連携パスの導入がこのきっかけになればと考えています。

看護師、事務方のコメディカルとの連携を密にしていきたいと思います。

(2) 手術予定の調整
青山病院での手術も始まる予定であり、手術枠や術者の手配などで混乱が予想されます。本院での手術においても研修医、指導医それぞれに症例の偏りが出ない様、心がけたいと思います。
外来医長:飯塚 淳平 (2011.7〜/2011.4〜6清水 朋一)

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